2026年5月27日水曜日

紙にしか出せないデータをどう活かすか?現場に残る“見えるだけ問題”の解決策

 

EctGraphブログ記事はこちら)で採用している技術は、医療分野に限らず、

「グラフ表示はできるがデータとして取り出せないアプリ」でもデータを取得可能です。


実際の現場では、以下のようなケースが多く見られます。

・グラフは画面表示されるが、データ出力機能が存在しない

・紙への印字は可能だが、数値データとして再利用できない

・CSV等の出力はあるが、必要な情報が不足している

・解析機能が限定されており、再計算や検証ができない


このような環境では、

「データが存在しているにも関わらず活用できない」状態が発生します。

現場では目視で概算し紙に転載したり、Excel等に書き起こす等、かなり厳しい運用を強いられているようです。AIがあっても機密が厳しく外部への接続ができない以上、対応は限られたんものとなってしまいます。


本技術では、

・画面上のグラフを直接キャプチャ

・波形を解析し数値データへ変換

・再計算や再解析を可能にする


といったアプローチにより、

既存システムを変更することなく、データ活用を可能にします。

インポートしたデータはグラフ処理だけでなく、

・不要領域カット

・マーキングによる視覚化

・サイクル範囲検出

・全体的な特徴検出

等々、解析に役立てる事が可能です。

使用されているファイルのフォーマットを動的解析し、プラグインでインポートも可能です。


このようなニーズは、以下の分野でも確認されています。

・製造業における品質管理・計測機器

(オシロスコープ、スペクトラムアナライザ、材料試験機 等)

・研究機関での波形解析・再検証

(分光器、X線解析装置、熱分析装置 等)

・医療現場における既存機器のデータ活用

(EEG、ECG、生体モニタ 等)

・インフラ設備の監視・ログ解析

(PLC監視画面、SCADAシステム 等)


特に、古いシステムやベンダー依存の強い環境では、

データの自由な取り扱いが難しいケースが多く、

後付けで解析環境を構築する手段として有効です。


ANGEWORKでは、

このような「既存システムの制約を超えてデータを活用する」技術についても、

ご相談を承っております。 ご興味がありましたら、是非お問い合せください。


2026年5月26日火曜日

noteにANGEWORK技術記事掲載を始めました

株式会社ANGEWORKでは、技術者視点によるIT技術情報の発信を目的として、
noteでの情報掲載を開始いたしました。

ANGEWORK公式note



これまでANGEWORKでは、AI・AR・点群処理・医療DX・3DCG・画像解析など、
さまざまな分野の研究開発やソフトウェア開発に携わってまいりました。
その中で培った知識や経験、最新技術への取り組みについて、より読みやすい形で継続的に発信していきたいと考えています。

本ブログでは、会社からのお知らせや開発実績、更新情報などを中心に掲載していきます。
一方、noteでは技術的な解説記事や、開発現場で得られた知見、AI活用、ソフトウェア開発、研究開発に関する内容などをメインに掲載していく予定です。

今後は、

  • AI技術の実務利用
  • 点群処理・LiDAR関連技術
  • AR/3D技術
  • R&Dソフトウェア開発
  • 開発現場での技術検証
  • 最新IT技術の調査・考察

など、ANGEWORKならではの視点で情報発信を行ってまいります。

技術に興味のある方、研究開発に関わる方、AIや最新IT技術の導入を検討されている方は、ぜひご覧ください。

今後とも株式会社ANGEWORKをよろしくお願い申し上げます。

2026年5月25日月曜日

ECTデータ解析を強化する「EctGraph」を公開しました|現場エンジニアが作る解析支援ツール

ANGEWORKでは、電気けいれん療法(ECT)におけるデータ解析を支援するソフトウェア
「EctGraph(エクトグラフ)」
を公開しております。


https://angework.co.jp/products/ectgraph.html

本ソフトウェアは、修正型電気けいれん療法(mECT)に用いられるパルス波治療器の結果を解析し、
既存アプリケーションでは不足しがちな機能を補完することを目的とした解析支援ツールです。

単体でも動作しますが、
他アプリケーションのデータを取り込み、より詳細な解析を可能にする“拡張ツール”として設計されています。

■ 主な特徴
  • Genie等からのデータインポートに対応
  • グラフの強制キャプチャによるデータ取得
  • CSV / Excel / テキストなど多様な形式での出力
  • EEG / EMG / ECGの統合表示
  • コヒーレンスなど波形解析の再計算機能

■ 現場視点での強み
EctGraphは、単なる表示ツールではなく
「現場で実際に困っているポイント」を補うために設計された解析支援ソフトウェアです。
  • データが取り出せない
  • 解析が限定されている
  • 再計算や検証ができない

といった課題に対して、
開発現場のエンジニア視点で機能を実装しています。

■ 特に特徴的な機能
  • グラフの最小値 / 最大値の自動検出
  • 波形のセグメント解析と色分け表示
  • 波形サイクルの可視化
  • コヒーレンスの再計算・パラメータ調整

■ 技術的な取り組み
コヒーレンス解析については、
論文ベースの計算式をもとに、実装および解釈を整理したドキュメントを公開しています。
Github: Coherence and Asymmetry(EEG解析リファレンス)

■ まとめ
EctGraphは、
  • 既存ツールの不足を補う
  • データを自由に扱えるようにする
  • 現場での解析を効率化する
ことを目的としたソフトウェアです。

医療分野におけるデータ解析の現場で、
実用的な支援ツールとして活用いただけます。

詳細はサイトでご確認ください。



2026年5月24日日曜日

AI導入から運用改善まで|現場エンジニア視点のAI活用相談を開始しました

ANGEWORKでは、AI活用に関するご相談を受け付ける専用ページを公開いたしました。


https://angework.co.jp/ai-consulting.html

本サービスは、中小企業・開発部門・現場でAI活用に課題を感じている方向けの支援となります。
当社では、すでに3年以上にわたりAIを活用した開発を行っております。
AI分野は変化が非常に速く、昨日の正解が今日には通用しないことも珍しくありません。
そのため、短期的な導入支援だけでなく、長期的な運用を見据えたご提案を重視しています。

また、実際に開発現場でAIを活用しているエンジニア視点で、実務に即したご提案を行います。

■ よくあるご相談
・AIを導入したが、現場で使われていない
・プロンプトや運用が属人化している
・精度や結果が安定しない

現在、以下の2つのプランをご用意しております。

■ 低リスクでAI導入を検討したい方
https://angework.co.jp/ai-challenger.html
AI導入の第一歩を、現場目線で一緒に整理します。
初回30分のご相談は無料です。

■ 導入済AIの再改善(Re改善)
https://angework.co.jp/ai-advanced.html
すでに導入済みのAIがうまく機能していない場合や、
運用に課題を感じている方向けの改善支援です。

また、サイトではAI業界の動向を毎週更新しています。
まずはお気軽にご相談ください。

https://angework.co.jp/contact.html

2026年4月21日火曜日

点群×センサ×AI「Mistrace」を展示|GENIACキャラバン出展報告

株式会社ANGEWORKは、GENIAC成果発表キャラバン(東京会場)にて、ブース展示に参加いたしました。

当日は、点群・センサ・AIを組み合わせた暗黙知のデータ化技術Mistraceを中心にご紹介しました。

■ 展示内容
Mistraceは、スマートフォンを用いた点群計測と各種センサ情報を統合し、作業の状態や技能を記録・再現するシステムです。
製造業や医療、食品分野など、現場ごとの暗黙知の可視化・標準化を目的としています。

■ 当日の様子




当日は多くの来場者の方にお立ち寄りいただき、実際の活用方法や導入イメージについて具体的なご質問をいただきました。

特に「点群×センサ×技能再現」というアプローチに対して関心を持っていただく場面が多く、想定以上の反響となりました。

また、技術資料についても多くの方にお持ち帰りいただき、関心の高さを実感しております。

■ 今後について
今回いただいたご意見やニーズを踏まえ、より実用的な形での展開・改善を進めてまいります。

Mistraceにご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

2026年3月30日月曜日

GENIAC成果発表キャラバンに出展|Mistraceを渋谷で展示(4/14)

株式会社ANGEWORKはこのたび、2026年NEDO懸賞金活用型プログラム「GENIAC」に応募したプロジェクト「Mistrace(ミストレース)を、「GENIAC成果発表キャラバン」にて展示いたします。

本イベントは、生成AIの社会実装をテーマにしたプロジェクト成果の発表および交流の場です。

■ 出展概要

日時:2026年4月14日(火)
会場:渋谷ストリームホール

Mistraceは、スマートフォンを用いて現場の“暗黙知”を手軽に記録・共有できるシステムです。
日本の伝統工芸から製造業、さらには医療機器分野まで、幅広い現場での活用を想定しています。

特に、点群データや現場のナレッジ蓄積にご関心のある方は、ぜひブースへお立ち寄りください。

皆さまのご来場をお待ちしております。



2026年3月23日月曜日

オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」に登録しました

株式会社ANGEWORKは、オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」に企業登録を行いました。

今回の登録では、当社の強みであるLiDAR(点群)技術と、自社開発ライブラリ「Mistrace」を軸に、現場業務の高度化・効率化を実現する共創プロジェクトを公開しています。

施工・保守・安全管理などの分野において、点群データを“可視化”に留めず、“判断基盤”として活用することで、業務改善や人手不足の解消につながるシステムの実装・事業化を目指します。

現在、技術理解があり、短いサイクルで検証・実装を進められる共創パートナー企業を募集しています。単なるPoCに留まらず、実運用・事業化まで一緒に進めていただける企業様との連携を重視しています。

ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ以下のプロジェクトページをご覧ください。

▼プロジェクトページ

https://auba.eiicon.net/projects/36295


紙にしか出せないデータをどう活かすか?現場に残る“見えるだけ問題”の解決策

  EctGraph ( ブログ記事はこちら )で採用している技術は、医療分野に限らず、 「グラフ表示はできるがデータとして取り出せないアプリ」でもデータを取得可能です。 実際の現場では、以下のようなケースが多く見られます。 ・グラフは画面表示されるが、データ出力機能が存在しな...